チャンピックスの注意点は?

チャンピックスを利用するときの注意点

チャンピックスを飲むと稀に意識障害が生じる

チャンピックスの服用によって意識障害を生じる可能性があります。

チャンピックスは、日本初となる単に飲むだけで禁煙補助してくれる薬です。これまで、日本で行える禁煙治療ではガム製剤や貼付剤のみが使用されており経口剤は存在していませんでした。

これらの最大の違いは、禁煙時のニコチンの離脱状態を和らげることを目的にガム製剤や貼付剤の主成分がニコチンです。しかし、チャンピックスは、ニコチンを一切含まないのが特徴です。

その主成分は、バレニクリン酒石酸塩です。バレニクリン酒石酸塩は、大脳皮質にあるα₄β₂ニコチン受容体にニコチンに代わって結合するのです。禁煙時の辛い離脱症状を軽減しながら、辛さを感じることなく禁煙を無理なく行えます。

ただし、その服用時にはいくつかの注意点があります。いくつかの副作用が人によっては生じるので、服用時には必ずその項目を確認しておくことが必要です。

特にチャンピックスは、その服用時に意識障害が生じる可能性があることが分かっています。これは、国からも正式に勧告を受けている内容です。そのため、服用時には自動車の運転や機械の操作は避けるようにしてください。

チャンピックスとニコチン製剤を併用すると副作用を強める可能性が高い

チャンピックスの服用に際しては、ほかのニコチン製剤禁煙補助薬と併用しても大丈夫かが気になっている方も多いことでしょう。

どうせなら多くのものを活用し、無理なく禁煙してしまうと考えるのは当然です。しかし、基本的にその併用はおすすめできません。これは、併用すると副作用として吐き気や頭痛、上腹部痛、お腹のはり、不眠などの症状ができることがあるためです。

なお、この症状はあくまで一例です。副作用として出る症状は人によって大きく異なります。万が一チャンピックス服用時に体に違和感を感じたらすぐに医師に相談するようにしてください。

また、バレニクリン酒石酸塩に対して過敏症の既往歴のある人は、当然その使用は禁忌です。シメチジンを主成分とする薬である消化性潰瘍用剤についても併用注意な存在です。

チャンピックスは薬です。人によっては相性が悪く副作用が出ることもあるので絶対に無理な服用は避けましょう。

妊婦・授乳婦のチャンピックス服用は安全性が確立されていない

妊婦や授乳婦の方は、チャンピックスの利用に興味があるという方は多いかもしれません。しかし、その服用に際しては注意が必要です。

これは、実際にチャンピックスの添付文書にも「妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断する場合のみ投与すること。」という記載があります。

また、あわせて「妊娠中の投与の安全性は確立されていない。」との旨が記載されている点には注意が必要です。

つまり、妊婦や授乳婦への服用時の安全性は確立されていないので、その服用に際しては注意が必要と言えます。しかし、妊婦や授乳婦の方こそ煙草は特に吸うべきではありません。

そのため、努力をしたけれどうまくやめられないでいるという方は、行動療法をためしてみるのがおすすめです。

また、認知療法は、心理療法の中でその有用性が知られている存在なので一度試してみる価値はあります。それでもやめられない場合にはその道のプロである禁煙外来を活用するのもおすすめです。ぜひ参考にしてみてください。